2020年10月現在、グーグルでパッと「警護スクール」や「ボディガード養成スクール」等のキーワードで検索をすると5,6の国内の警護スクールを見つけることが出来ます。きっともっと時間をかけて良く調べれば、もっと見つけることが出来ると思います。
警護スクールを決定する際の要素は、いくつかあり、人によって多少異なります。しかし、独自に行ったサーベイの結果から大半の方が、優先順番は異なっても下記の4つは要素は入れる傾向にあります。
- コスト
- コースの期間、内容
- スクールの場所、施設
- スクールの知名度
コスト
期間が違うので、簡単に比較はできませんが、私が見つけられた警護スクールで最も安かったところで約20万円、もっとも高いところで約240万円でした。20~30万円というところが多いようです。
コース期間、内容
今回の検索で見つけることが出来た警護スクールで、もっとも短いところで約55時間、そして最長で2年というところがありました。
内容は、あくまでカリキュラム上ではありますが、どこもあまり違いはありませんでした。
スクールの場所、施設
アクセスが良い都市部に多いです。
スクールの知名度
民間のボディガード自体が、日本ではまだまだ一般的な仕事ではありません。そんな日本に有名な警護スクールってあるんでしょうか?警備業界に既に携わっている人の間では有名なところがあるのかもしれませんが、私にはわかりません。
上記の4つの要素を警護スクールに迷う学生になったつもりで調べて比べてみましたが、決定的な要素がないと思いました。
私は、アメリカでいくつかの警護スクールに通ったことがあります。その際、どうやって選んだのか思い出してみました。そしてアメリカの警護スクールと日本の警護スクールには、決定的な違いがあることに気がついたのです。
アメリカの警護スクールを調べると、必ずどんな経歴や資格をもった人がインストラクターなのかが、ホームページにしっかりと記載されているのです。生徒としては、どんな人が教えてくれるのか気になります。
日本の警護スクールのホームページを調べていて分かったことは、インストラクターの紹介がほぼ記載されていません。少し書いてあるところもありましたが、中には調べても一切情報が出てこない資格をリストしている方もいました。海外の訓練や資格は、調べやすいように英語でも明記してあるべきです。
資格や訓練が大好きな私は、アメリカで暮らしているころ、同業者の経歴を調べて面白い資格や訓練を見つけては自分でも受けたりしていました。良い資格や訓練なら、隠さずシェアするべきだと思っています。それにより警護業界の全体的なレベルの底上げにつながります。
結論、捻出できるコスト、期間内でいくつか選択肢がある場合には、インストラクターの経歴を調べてみてください。
実経験がなく、テキストから得ただけの知識のインストラクターと実際に色々経験を積んでいるインストラクターでは同じことを話していても説得力がぜんぜん違います。
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