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警護

  • 2020年11月22日

ボディガードの常識

「警護対象者(以下、「V」という)が最も襲われやすい場所はどこか」、この質問の答えはボディガードなら誰でも答えられるはずです。 答えは、「自宅」です。一時的にホテルなどに避難することは出来ますが、毎日違う場所に泊まることを一生続けることは不可能に近いはずです。 明確な「目的」を持った襲撃者もまた綿密 […]

  • 2020年11月21日

女性ボディガードの重要性

以前、仕事で行ったデンマークでは女性警護官がいないという話を聞いたことがあります。女性だからダメというわけではなく、まだ女性で警護の選抜試験に合格をするものが現れていないだけらしいです。 国連本部の警護チームには、女性警護官が数名在籍していましたがCPOC/R-CPOCをパスした人はいませんでした。 […]

  • 2020年11月20日

ボディガードの仕事

先日テレビを見ていたら、エリート街道を捨ててまでスリルを求めて民間警護の道に入ったという方が出演されていました。 本気で「スリル」を求めて民間警護に入ったとしたら、残念ですが映画やドラマの見過ぎです。 プロのボディガードは、クライアントに危険が及んだ時点で任務失敗とみなされます。そのため、事前に綿密 […]

  • 2020年11月19日

ボディガードの訓練期間

2021年夏ごろに第1回を開催したいとおもっている弊社のCCPS/CCPSWについて少し書きたいと思います。 グーグルで「ボディガードスクール」のキーワードで検索をすると、日本にも多くはありませんがボディガードスクールが存在することが分かります。 FJPSを始めるにあたり、競合会社のことは色々調べさ […]

  • 2020年11月18日

ボディガードとナイフ

「ボディガードの射撃技術」でも書きましたが、日本には世界でも有数のとても厳しい銃砲刀剣類所持等取締法(以下、「銃刀法」という)があります。この銃刀法によって、日本の平和は守られているといっても過言ではありません。しかし、この法律は銃だけでなくナイフすら正当な理由なしにナイフを所持することを認めないの […]

  • 2020年11月17日

ボディガードのドレスコード3(靴)

本日のトピックは、ボディガードの靴についてです。業務上、長時間立っていることもあれば、突然走り出すこともあるボディガードの靴にはそれなりのタフさが要求されます。 靴選びについてもスーツやスマートカジュアルの時と同様に、「最適な靴」は状況によって異なるので特定な靴はありません。どんな靴を選んでも間違い […]

  • 2020年11月16日

ボディガードの語学力

警備業界は慢性的な人材不足に悩み、バイトやシルバー雇用でその穴埋めをする警備会社も少なくありません。しかし、若い人が正職として勤めたいと思う魅力的な業界でないと、いずれその業界はすたります。まさに不の循環の真っただ中の警備業界には、若くて有能な人材も少ないようです。そういった現状で、第2言語をしっか […]

  • 2020年11月15日

ボディガードのBullshido

先日テレビを見ていると、民間警護の第一人者だという方がゲストとして主演されていました。その方は、すぐに使えるボディガードの技として、鼻を押し上げる技(?)やナイフを持つ相手にベルトを使った撃退法などを紹介されていました。 私はNHKのテレビ番組「奇跡のレッスン」が大好きです。元ラグビー日本代表監督エ […]

  • 2020年11月14日

ボディガードのヘアスタイル

統計的なことは分かりませんが、日本は前髪が目にかかるぐらいの長さの男性が多いような気がします。一方で、髪で顔がかくれていると、自信がないともとられてしまいがちな欧米では、髪を上げ額を出すタイプのヘアスタイルにしている男性が多い印象です。文化の違いによる好みですから、こればかりどちらが良いとも悪いとも […]

  • 2020年11月13日

国連本部で警護チームに配属されるには?

以前、ニューヨークの国連本部のDepartment of Safety and Security(以下、「DSS」という)へどうやって就職したかは書きました[その記事はこちら]。今回は、Executive Protection Unit(以下、「EPU」という)に私が配属された経緯を書きたいと思いま […]