YEAR

2025年

  • 2025年10月16日

スマホでゲームをする警備員という問題 ― Controlled Vigilanceの視点から

X(旧Twitter)上で「勤務中にスマホでゲームをする警備員は問題ではないか」という投稿に対し、「人間はずっと集中できない」「スマホを使うくらい誰でもしている」といった反論が複数寄せられている。確かに、人間の集中力には限界があり、適度な休憩が必要であることは事実だ。しかし、その理屈を盾に業務中の行 […]

  • 2025年10月13日

リスクアセスメント軽視とグローバルセキュリティポリシーの矛盾

リスクアセスメント(Risk Assessment)とセキュリティ対策(Security Measure)は、診断と処方の関係に例えられるほど、密接で不可分な関係にあります。しかし、日本では世界的に見ても治安が良好であり、犯罪率も比較的低いため、多くの企業が本質的なリスクアセスメントを軽視する傾向に […]

  • 2025年10月6日

Security vs Convenience──コーポレートにおける最適なバランスの追求

セキュリティの世界において、古くから議論され続けているテーマのひとつが「Security vs Convenience」である。セキュリティを強化すればするほど利便性は損なわれ、利便性を優先すればするほどセキュリティは脆弱になるという、このトレードオフの関係は、情報セキュリティの分野のみならず、物理 […]

  • 2025年9月18日

日本に迫る移民問題と警察権限の再考

このホームページならびにブログは、これまで警護・警備の専門性を推進するために運営しており、基本的には政治的な発言は避けてきました。しかし、移民問題と治安の現実を前にしては、もはや黙って見過ごすことはできません。警備・警護の現場に携わってきた者として、どうしても言及せざるを得ないと考えています。 世界 […]

  • 2025年9月15日

Time Fraudと職業倫理 ― 信頼を守るために

「Fraud」とは、不正や詐欺を意味する言葉で、金融不正や情報不正、経費水増しなど、多様な形態を持つ概念である。その中でも「Time Fraud」は、労働時間の記録や報告を意図的に歪める行為を指す。勤務時間を偽って報告したり、実際には働いていないのに勤務したように見せかけることが典型的な例である。 […]

  • 2025年9月8日

表札を設置しないことの防犯上の影響に関する考察

近年の都市部住宅地においては、かつて一般的であった表札の設置が減少傾向にある。防犯意識の高まりを背景とした「匿名性志向」が顕著にみられ、従来「訪問者に対する利便性」と「地域社会とのつながり」を重視した住宅文化から、情報露出を極力抑制する方向への変化が進行している。 表札を設置しないことの最大のメリッ […]

  • 2025年8月25日

車両チェックの欠落が突きつける日本のセキュリティ課題

施設のセキュリティを語るとき、多くの企業は高額な監視システムや堅牢なフェンスといった設備面に注目しがちです。しかし、どれだけ立派な設備を導入しても、最初の入口での基本的なチェックが行われなければ、セキュリティは本来の力を発揮できません。特に見落とされやすいのが、車両入館時のチェックです。 筆者が勤務 […]

  • 2025年8月18日

小さなバーが語る大きな物語──UNDSSにおけるCitation Barの意義

つい最近、国連時代の制服について質問を受ける機会がありました。その際、「胸の上に並んでいる細長い金属のバーは何か」と問われ、改めて説明する機会を得ました。現役当時は日常の一部として意識していませんでしたが、調べ直してみると、この「Citation Bar(サイテーションバー)」には、意外なほど奥深い […]