- 2025年12月8日
血帯(ターニケット)はFirst Aidキットに入れるべきなのか
-現代の救急医学と実務から見直すアップデート- ターニケット(止血帯)に関する記事をあげたことがありますが、今回はそのアップデートとなります。というのも、現在関わる仕事(データセンター)でセキュリティのバックグラウンドがない同僚が、先日私の勧めで First Aid を受講したのですが、その Fir […]
-現代の救急医学と実務から見直すアップデート- ターニケット(止血帯)に関する記事をあげたことがありますが、今回はそのアップデートとなります。というのも、現在関わる仕事(データセンター)でセキュリティのバックグラウンドがない同僚が、先日私の勧めで First Aid を受講したのですが、その Fir […]
日本においては、諸外国と比較して爆弾事件の発生件数は極めて少なく、これは日本社会における治安の良さを反映したものです。しかし裏を返せば、警備業に従事する者ですら爆弾脅威(Bomb Threat)への対応を学ぶ機会が限られているという実情もあります。 筆者は過去に国連本部警備隊に所属しており、ニューヨ […]
日本の警備会社には、元自衛官や元警察官の方が多く在籍しています。彼らは、0から警備員としてキャリアを始めた人たちに比べて、すでに高い規律性や体力、そしてSecurity Awarenessを備えており、即戦力として活躍するケースが少なくありません。これは日本に限らず、諸外国でも共通して見られる傾向で […]
1. アセスメントの準備 ▷ ゴール設定とスコープの明確化 ▷ ステークホルダーの確認 2. 資産(Asset)の洗い出し ▷ 物的資産(Tangible Assets) ▷ 無形資産(Intangible Assets) ▷ 優先度のランク付け 3. 脅威(Threat)の特定 ※警護ではこのTh […]
現代社会において、スマートフォンは欠かせないツールです。業務連絡、ナビゲーション、情報収集など、警備・警護の現場でも正しく使えば業務効率を高める重要なデバイスとなります。しかし問題は、*「使うことそのもの」ではなく、「誰がどう使うか」です。 オフィスでアドミン業務や事務処理を行う警備員と、現場で巡回 […]
―「そこにいる理由」を理解するプロフェッショナルへ― 近年、日本の警備現場を見ていて、強い危機感を覚えることがあります。それは、「なぜ自分がそこにいるのか」を理解せず、ただ言われた場所に立っているだけの警備員が増えているという現実です。 与えられたポジションに配置され、形だけの警備行動をとる。しかし […]
X(旧Twitter)上で「勤務中にスマホでゲームをする警備員は問題ではないか」という投稿に対し、「人間はずっと集中できない」「スマホを使うくらい誰でもしている」といった反論が複数寄せられている。確かに、人間の集中力には限界があり、適度な休憩が必要であることは事実だ。しかし、その理屈を盾に業務中の行 […]
リスクアセスメント(Risk Assessment)とセキュリティ対策(Security Measure)は、診断と処方の関係に例えられるほど、密接で不可分な関係にあります。しかし、日本では世界的に見ても治安が良好であり、犯罪率も比較的低いため、多くの企業が本質的なリスクアセスメントを軽視する傾向に […]
セキュリティの世界において、古くから議論され続けているテーマのひとつが「Security vs Convenience」である。セキュリティを強化すればするほど利便性は損なわれ、利便性を優先すればするほどセキュリティは脆弱になるという、このトレードオフの関係は、情報セキュリティの分野のみならず、物理 […]