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警護

  • 2020年12月13日

警備業界の地位向上に必要なこと

1996年、高校3年生だった私は、大学で犯罪学を勉強したいと真剣に考え、まず日本国内の大学を探しました。もう24年も前のことなので、うろ覚えで申し訳ないのですが、確か日本大学の社会学部にいくつか犯罪学のクラスがあるだけで、調べても調べても犯罪学を専門として勉強できる大学は見つかりませんでした。そこで […]

  • 2020年12月12日

ボディガードのマインドセット

警備員指導教育責任者講習教本で紹介されている技術について、ボディガードは自らの行動範囲を狭めるようなポジション取りをするべきではないと書きました。 ドアとドアの間に立つというポジショニングは、行動範囲を制限するだけでなく、視野の制限にもなるリスクがあります。そして、何よりもクライアントをコントロール […]

  • 2020年12月11日

警備員指導教育責任者講習教本について

先日Twitter上で、東京都警備業協会から取り寄せた書籍2冊「警備員指導教育責任者講習教本II 実務編 4号業務」と「身辺警備業務の手引」の内容について批判的なコメントを書きました。しかし、140文字という制限の中では、その本意を伝えきれないため、今回はそのことについて少し書くことにしました。 上 […]

  • 2020年12月9日

海外の資格③ 筆跡学入門

コロラドのボディガードスクールExecutive Security International (ESI)で、Barry Wilson氏と出会ったことで、「筆跡学」に興味を持ちました。そして彼がプログラムのインストラクターを務めるフロリダのS2 Safety and Intelligence Ins […]

  • 2020年12月8日

国連警備隊のDead or Alive (CPOC/R-CPOC)

国連警備隊では、色々な警備・警護訓練を受けることが可能です。ニューヨークの本部所属の人のみを対象にした訓練もあれば、世界中にある国連の警備隊に所属さえしていれば受けられる世界共通の訓練もあります。 Close Protection Officer Course (CPOC)/Revised Clos […]

  • 2020年12月5日

先着警護の任務

Patrick McNamara氏が著書「SENTINEL – Become the Agent in Charge of Your Own Protection Detail-」の中でアドバンス(先着警護、先遣隊)について、とても分かりやすくリスト化にしていたので、そのリストにそって紹介したいと思 […]

  • 2020年12月4日

先着警護の重要性

本日のトピックは英語だと「アドバンス」、日本語でなれ「先着警護」とか「先遣」と呼ばれている任務についてです。 ソロワーク(エスコート)の場合には、アドバンスエージェントは当然ながらいません。それでも可能であれば、前日や当日の朝、仕事が始まる前に一度その日訪れる場所の下見をしておくべきです。実際、私が […]

  • 2020年12月3日

ボディガードの食事

ボディガードのスケジュールは、クライアント次第なところがあります。その特殊な業務形態の関係で、食事がなかなかとれないこともよくあります。 ボディガードは身体が資本です。食べ過ぎは眠気を誘い、集中力を低下させますが、空腹も同様に集中力を低下させる危険性があります。 新人のボディガードによくあるミスは、 […]

  • 2020年12月1日

海外の資格①IFPO’s CPO

世界でも有数の安全な国である日本では、警備業はまだこれからの分野です。警備業法が施行されたのが昭和47年(1972年)、警備業を始めるのに必要な(国家)資格である警備員指導教育責任者が制度化されたのも昭和57年(1982年)とどちらもまだ50年も経っていません。警備指導教育責任者のほか、現在は機械警 […]