警護
- 2022年11月14日
「シャトル・サービス」のメリットとデメリット
エリザベス女王の葬儀の際に天皇陛下が他のVIPと共にバスに乗り込み現地に赴いた事が話題になりました。 各国のVIPが集うイベントで、警護が頭を悩ます一つがピックアップです。ドロップオフに関しては、混雑で多少遅れる事があっても、車内で待機出来るためピックアップほど悩みません。 しかし、ピックアップは大 […]
- 2022年9月12日
現役引退後のキャリアパス
本ブログで度々警護の道に進むのであれば、国内にとどまらずに海外に目を向ける重要性を書いてきました。そこで今回は、海外で警護官を務め終えた後のキャリアパスはどのようなものか、著者の実体験を元に日本に帰国した場合のキャリアパスついて紹介したいと思います。 著者が警護の経験を積んだのは、ニューヨークの国連 […]
- 2022年8月29日
海外の資格⑮ ASIS’ Essentials of Executive Protection
世界最大のセキュリティ・マネージメントのプロフェッショナル組織、ASIS InternationalにはこれまでExecutive Protection のコミュニティはあるものの、ASISのフラッグシップ的な資格であるCertified Protection Professional (CPP©) […]
- 2022年8月15日
警護のプロを目指す方へ
これだけ色々と記事を書いてきましたが、残念ながら日本の警備業の現状も相まってか、まだまだ警護のことを正しく理解して頂けていない方が多く、誰にでもすぐに出来ると勘違いされている方がいます。建築の知識や経験がなくいきなり家を建てることができますか、医学の知識や経験もなく外科手術ができますか、同じように警 […]
- 2022年8月1日
ミスからのリカバリー
2022年7月8日、日本のみならず世界を驚かせた安倍元総理襲撃事件が起きました。それから僅か17日後の同年7月25日には、首都高で故安倍晋三元総理の夫人(安倍昭恵氏)を乗せた警護車両が事故を起こしたとニュースで報じられました。幸いこの事故によるけが人などはいなかったということですが、警護では事故の大 […]
- 2022年7月25日
下車時のドアの開閉から見える意識
侍の遺伝子が関係していることが原因なのかは分かりませんが、著者は日本の警護が武士道の影響を強く受けていると感じることが良くあります。防弾カバンについて取り上げた際にも書いた通り、その気はないかもしれませんが、SPの警護訓練等の動画を見ていると、相手からの攻撃をドシッと真正面から受け、それを跳ね返すこ […]
- 2022年7月18日
海外の資格⑭ Private Executive Protection Agent (PEPA)
1989年にアメリカで設立され、現在はドイツに本部を置くInternational Association of Personal Protection Agents (IAPPA)が主宰する資格の1つであるPrivate Executive Protection Agent (PEPA)を取得しま […]
- 2022年7月10日
銃撃から身を守る手引き
世界でも他に類を見ない厳しい銃規制により安全を守ってきた日本で、自身が銃撃されるかもしれないと考えたことがある人は、ほとんどいないのではないでしょうか。学校における乱射事件が多発するアメリカでは、Active Shooterの対策として、「Run, Hide, Fight」という手順を指導しています […]