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警護

  • 2022年12月26日

G7広島2023

広島で開催されるG7会合を来年(2023年)に控え、安倍元首相の件もあり、「もうこれ以上世界に恥を晒せない!」と、ニュース等で日本の警察の新部署や訓練などについて盛んに報道されます。これを機に信頼回復をしたいでしょうし、開催が近づくにつれ関係部署の緊張感は高まっていると思われます。しかし残念ながら、 […]

  • 2022年11月14日

「シャトル・サービス」のメリットとデメリット

エリザベス女王の葬儀の際に天皇陛下が他のVIPと共にバスに乗り込み現地に赴いた事が話題になりました。 各国のVIPが集うイベントで、警護が頭を悩ます一つがピックアップです。ドロップオフに関しては、混雑で多少遅れる事があっても、車内で待機出来るためピックアップほど悩みません。 しかし、ピックアップは大 […]

  • 2022年9月12日

現役引退後のキャリアパス

本ブログで度々警護の道に進むのであれば、国内にとどまらずに海外に目を向ける重要性を書いてきました。そこで今回は、海外で警護官を務め終えた後のキャリアパスはどのようなものか、著者の実体験を元に日本に帰国した場合のキャリアパスついて紹介したいと思います。 著者が警護の経験を積んだのは、ニューヨークの国連 […]

  • 2022年8月29日

海外の資格⑮ ASIS’ Essentials of Executive Protection

世界最大のセキュリティ・マネージメントのプロフェッショナル組織、ASIS InternationalにはこれまでExecutive Protection のコミュニティはあるものの、ASISのフラッグシップ的な資格であるCertified Protection Professional (CPP©) […]

  • 2022年8月15日

警護のプロを目指す方へ

これだけ色々と記事を書いてきましたが、残念ながら日本の警備業の現状も相まってか、まだまだ警護のことを正しく理解して頂けていない方が多く、誰にでもすぐに出来ると勘違いされている方がいます。建築の知識や経験がなくいきなり家を建てることができますか、医学の知識や経験もなく外科手術ができますか、同じように警 […]

  • 2022年8月1日

ミスからのリカバリー

2022年7月8日、日本のみならず世界を驚かせた安倍元総理襲撃事件が起きました。それから僅か17日後の同年7月25日には、首都高で故安倍晋三元総理の夫人(安倍昭恵氏)を乗せた警護車両が事故を起こしたとニュースで報じられました。幸いこの事故によるけが人などはいなかったということですが、警護では事故の大 […]

  • 2022年7月25日

下車時のドアの開閉から見える意識

侍の遺伝子が関係していることが原因なのかは分かりませんが、著者は日本の警護が武士道の影響を強く受けていると感じることが良くあります。防弾カバンについて取り上げた際にも書いた通り、その気はないかもしれませんが、SPの警護訓練等の動画を見ていると、相手からの攻撃をドシッと真正面から受け、それを跳ね返すこ […]

  • 2022年7月14日

防弾カバン

以前にも1度ライン公式メンバー限定で記事を書きましたが、安倍元総理の事件を受け、ようやく日本の警護体制にも見直しが行われるようです。そこで、これまでもずっと個人的にその有益性に懐疑的であったSPが持つ「防弾カバン」についての見解をここに書きたいと思います。 警護や警備の専門家でなくても、「止まってい […]

  • 2022年7月10日

銃撃から身を守る手引き

世界でも他に類を見ない厳しい銃規制により安全を守ってきた日本で、自身が銃撃されるかもしれないと考えたことがある人は、ほとんどいないのではないでしょうか。学校における乱射事件が多発するアメリカでは、Active Shooterの対策として、「Run, Hide, Fight」という手順を指導しています […]