平素より、FJ Protectionの活動をご支援くださっている皆さまに心より感謝申し上げます。
本日は、2025年度の一般向け警護ワークショップの開催状況と、今後の新たな取り組みについてお知らせいたします。
■ ワークショップ開催見送りについてのお詫び
2025年度も、一般向けの警護ワークショップ/セミナーを定期的に開催することが難しい状況が続いております。
開催を楽しみにお待ちくださっていた皆さまには、心よりお詫び申し上げます。
今年は特に、両親の体調不良のサポートのため、アメリカから日本へ帰国した理由でもあった家庭内の事情により、これまでのように時間を十分に確保することが難しい状況です。
今後も体制を整えながらではありますが、開催可能なタイミングでこれまで通り一般向けワークショップを実施していく予定です。
警護という職務の重要性と現場のリアルを伝えるというFJ Protectionの原点は、今後も変わることはありません。
■ 国際案件の増加と業務の多様化
一方で、円安とインバウンド回復の影響により、海外からの警護・現地コーディネーション業務の要望が急増しています。
日本政府観光局(JNTO)の統計によれば、2025年上半期の訪日外国人旅行者数は 約1,940万人(前年同期比+26%) に達し、過去最高水準で推移しています。
特にビジネス目的や要人・富裕層クラスの来日は顕著であり、警護と並行してリスク評価・事前調査のニーズも増加しています。
■ 新規事業「Security Assessment」について
これまで海外クライアントが日本に到着してから行ってきた現地調整業務に加え、今後は新たに、Security Assessment(リスク/セキュリティ評価業務)を本格的に展開してまいります。
すでに複数の海外クライアントより、訪日前のリスク評価や滞在環境の分析に関する要望をいただいており、現在その開始準備を進めているところです。
この業務は、滞在予定の宿泊施設や行動ルート、訪問先周辺の安全性、緊急対応体制などを総合的に評価し、リスクを事前に最小化することを目的としています。
対象は企業や組織だけでなく、個人で資産管理を行っている方、またはプライベートな警護を必要とする方など、幅広いケースを想定しています。
現在、私だけではすべての依頼に対応しきれない状況も想定されるため、私と共に、もしくは私の代わりにこの業務を実施できる人材(またはチーム)を募集しております。
業務内容は案件ごとに異なりますが、現地調査、リスク評価報告書の作成、改善提案など、実務的なアセスメント対応をお願いする形となります。
ただし、いくつか条件がございます。
契約形態は年間契約ではなく、海外からの依頼が発生するたびにスポット契約を締結する形を取ります。
ただし、あらかじめ「パートナー」として登録いただいた企業・個人の方には、案件発生時に優先的に依頼をお振りする方針です。
■ パートナー企業募集について
今後、以下のパートナー企業様との協業を検討しております。
- 第4号警備業務(身辺警護)を正式に提供されている企業様
海外クライアント来日時の現地警護対応をお願いすることがあります。
ただし、警護員の不足や、クライアントがサービスに満足されなかった場合など、必要に応じて私が窓口およびコーディネーターとして現場を統括する条件を受け入れてくださる企業様に限ります。 - ラグジュアリー車両を保有するリムジン会社様
日本ではまだ「Security Driver(警護運転手)」の文化が確立していないため、高級車両と経験あるドライバーを提供可能なリムジン会社様との提携も募集しています。
こちらも同様に、私が現場調整の責任を負うという条件をご理解いただけることを前提といたします。

■ おわりに
FJ Protectionは今後も、「警護(Protection)」と「リスク評価(Assessment)」の二本柱で、より高度で信頼性の高いセキュリティサービスを提供してまいります。
ワークショップをお待ちくださっている皆さまにはご不便をおかけいたしますが、再開の際には一層充実した内容でお届けいたします。
今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
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