ときどき、ボディガードを秘書か召使いと勘違いして、自分の荷物を持つように指示する警護対象者(以下、「V」という)を見かけます。
それ同様に、Vに荷物を持たせていることに申し訳ないと感じ、自らすすんでVの荷物を持つボディガードも見かけることがあります。
例外はあるものの、ボディガードは緊急事対応の為に手には何も持たずに空けておくことが理想だとされています。
例外としては、SPの中に黒いブリーフケースを持っている人をテレビなどで見かけたことがあるかと思います。このブリーフケースは、実は防刃や防弾の特殊な素材で作られており、緊急時はひろげてVを護るのに使ういわゆる防具なのです。
他にもいくつか例外があります。
雨でVが濡れるようなシチュエーションの際に、あくまで十分な警護チームの存在とVへの脅威がないことが前提ですが、PPOがVのために傘を持つことがあります。
他にも式典などでVが、大きなプレゼントなどをもらい、そのプレゼントを持ったままでは色々な面で支障をきたす際には、VのそばにいるPPOがサッとVからプレゼントを受け取り、秘書もしくは警護以外の随員に渡すこともあります。
警護上の理由で必要ならば仕方がないですが、便宜上の理由で手になにかを持つことは出来るだけ避けるようにすべきです。
ボディガードのサービスを初めて利用されるクライントの場合には、契約時にボディガードの業務内容をしっかり理解してもらうことも必要だと思います。
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