- 2026年3月10日
セキュリティは一つの分野ではない ― Data Center Securityの専門書から考える分野横断の重要性
先日、X(旧Twitter)にも投稿したが、アメリカからChris Hills著の「Data Center Security」という専門書を取り寄せた。日本国内ではなかなか見かけない、データセンターのフィジカルセキュリティを実務レベルで扱った専門書である。 こうした書籍は日本ではほとんど流通していな […]
先日、X(旧Twitter)にも投稿したが、アメリカからChris Hills著の「Data Center Security」という専門書を取り寄せた。日本国内ではなかなか見かけない、データセンターのフィジカルセキュリティを実務レベルで扱った専門書である。 こうした書籍は日本ではほとんど流通していな […]
SNSで見かけた野田元総理の遊説時の警護映像について、実務的な視点から見ると、結果的に問題は起きていないものの、警護の基本原則から考えるといくつか気になる点が確認できました。これは失敗事案ではありませんが、「偶然問題が起きなかった状態」と評価するのが妥当です。 まず最も気になったのは、PPO(対象者 […]
選挙遊説中に発生した高市早苗総理の手部負傷事案は、政治的論争とは切り離し、要人警護における「友好的接触リスク管理」の観点から検証されるべき典型例である。本件は敵対行為ではなく支持者の善意(?)による接触が傷害へ転化した事象であり、脅威対処中心の従来型警護思想の盲点を示している。 筆者の実務経験におい […]
最近、イスラエルのネタニヤフ首相の携帯電話のカメラ部分が覆われているように見える写真がSNS上で話題になっています。この件をきっかけに「なぜそこまでするのか」という疑問を持たれた方も多いと思います。警護の専門分野の視点から申し上げると、これは奇抜な行動ではなく、ハイリスク主体における情報防護の発想と […]
要人警護において代表番号を登録してはいけない理由 要人警護におけるアドバンス業務は、表に見える移動計画や会場レイアウト以上に、細部の詰めが成否を分けます。その中でも軽視されがちでありながら、実際の緊急対応能力を大きく左右するのが、セーフヘイブンとして設定した機関の「連絡先番号」です。 病院、警察署、 […]
警護業界で働きたい人が必ず考えるべき“リアル” 近年、LinkedIn をはじめとするビジネス向けSNS上では、警護関連の求人情報が、比較的オープンな形で流通するようになってきている。とりわけ「CP/EP募集」と称される海外案件は、日本人警護実務者にとって関心を引きやすいテーマであり、一定の注目を集 […]
-能登視察時に見られた「ダウンベスト問題」から考える日本の警護文化- 2025年12月7日、高市早苗総理が石川県能登の被災地を訪問した際のニュース映像を拝見しました。その中で、警護官の一名がスーツのジャケットの下にダウンのベストを着用している様子が映り込み、強い違和感を覚えました。当日の能登の気温は […]
-現代の救急医学と実務から見直すアップデート- ターニケット(止血帯)に関する記事をあげたことがありますが、今回はそのアップデートとなります。というのも、現在関わる仕事(データセンター)でセキュリティのバックグラウンドがない同僚が、先日私の勧めで First Aid を受講したのですが、その Fir […]
警護の仕事は「危険を察知して防ぐ」ことに尽きますが、その判断を経験や直感だけに頼ってしまうと、どうしても見落としやバイアスが生まれます。特に、海外要人の来日対応や企業幹部の移動警護では、短時間で多くの判断を行う必要があり、客観性と再現性のある評価手法が求められます。 そこで有効なのが、CARVERで […]
以前、当ブログでも一度ご紹介したことのあるCARVERですが、今回イギリスからセキュリティアセスメントの依頼を受けたクライアントが、CARVER Certifiedの資格保持者による評価を希望していたため、このたび正式にCertified CARVER Assessment Professional […]