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警備

  • 2025年5月5日

WTMDの実情とセキュリティ業界での課題

日本では、空港職員や刑務所勤務など一部の限られた職業を除き、ウォークスルー型金属探知機(Walkthrough Metal Detector/WTMD)に日常的に接する機会はほとんどありません。そのため、多くの人にとって「ゲート型金属探知機=なんとなく空港で通るもの」という程度の認識にとどまり、実際 […]

  • 2025年4月23日

海外の資格⑰ IFPO’s CPOI

日本でCPO講座を受けられる時代へ — 警備教育のあたらしい選択肢として — 警備という仕事は、日々の積み重ねが求められる責任ある職業です。突発的な出来事にどう対応するか。目に見えないリスクをどう読み取るか。そして、何より、守るべき対象に対して誠実でいられるか。その根底にあるのは「学び」と「訓練」で […]

  • 2023年11月13日

コスパ最強の警備訓練

コスパ最強の警護・警備訓練は、Tabletop Exercise(テーブルトップ演習)だと考えています。『Tabletop Exercise』とはその名の通り、机の上で行う演習、机上の研修のことで、日本語だとロールプレイング研修と呼ばれています。ではなぜ、Tabletop Exerciseがコスパ最 […]

  • 2023年11月6日

Asset Protectionとは?

International Security Journalの20023年9月号に記事を掲載して頂きました。今回は警護についてではなく、現在勤務している会社で携わっている「Asset Protection」について書いています。 Protection(プロテクション)という言葉は、すでに日本語でもす […]

  • 2023年1月30日

任務理解と維持すべきスキル

筆者は、現在(2023年1月)小規模店舗の警備に当たる警備員の指導も請負っており、その際に「警備員」の方々に必ず聞く質問があります。 以下がその質問です。 「店舗の営業時間中、店内の巡回をしていると床に倒れている店員Aを発見しました。あなたならどうしますか?」 それに対しての解答は決まって「先ずはA […]

  • 2023年1月1日

New Year’s Resolution 2023

あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。今年もよろしくお願い致します。 2022年を振り返るとTwitterにも投稿しましたが、筆者の人生で最大級に良くも悪くも色々とあった1年でした。 筆者が国連本部の仕事を捨て日本に帰国した理由は、年老いた実父が大病を患いサポートが必要にな […]

  • 2022年12月26日

G7広島2023

広島で開催されるG7会合を来年(2023年)に控え、安倍元首相の件もあり、「もうこれ以上世界に恥を晒せない!」と、ニュース等で日本の警察の新部署や訓練などについて盛んに報道されます。これを機に信頼回復をしたいでしょうし、開催が近づくにつれ関係部署の緊張感は高まっていると思われます。しかし残念ながら、 […]

  • 2022年12月12日

外資系企業にビジネスチャンスを求める警備会社へ

どこも厳しい経済状態の日本では、日本に支社を出す勢いがある外資系企業にターゲットを絞り、営業をかける警備会社や、顧客の大半が外資系企業という警備会社もあるようです。 コロナによって一時的に鎖国時代に逆戻りしまった日本ですが、コロナ渦以前はグローバル化が推し進められていましたし、円安、物価が極端に安く […]

  • 2022年9月12日

現役引退後のキャリアパス

本ブログで度々警護の道に進むのであれば、国内にとどまらずに海外に目を向ける重要性を書いてきました。そこで今回は、海外で警護官を務め終えた後のキャリアパスはどのようなものか、著者の実体験を元に日本に帰国した場合のキャリアパスついて紹介したいと思います。 著者が警護の経験を積んだのは、ニューヨークの国連 […]

  • 2022年9月5日

警備員は「警備員」であるべき

著者は残念ながら日本では警備員として働いたことがありません。そのため、日本で警備員になる為に必要な新任教育すら受けたことがありませんし、新任教育でどのようなことが指導されているのかも知りません。ただ日本帰国後に管理者として数社の警備員をマネージメントした経験があり、多少なりとも日本の警備業の事情につ […]