立っていても、座っていても、ボディガードは出来るだけ視界を狭めないように背筋を伸ばし、顔も下を向かないようにするのが重要です。
そしてボディガードの姿勢で何よりも重要なのが、手のポジションです。日本で警備員というと、手を後ろで組むスタイルを思い浮かべる人が多いようですが、この姿勢は警備でも警護でもFJ Protection Service(以下、「FJPSという」ではNGです!特に警護では、何かが起きた際に一番短い距離で脅威とのディスタンス(距離)をとれる場所においておくべきです。ちなみに、FJPSではアメリカで「Ready Position(レディポジション)」や「Interview Position(インタビューポジション)」と呼ばれる姿勢をとることを推奨しております。
※ボディガードにとって有利な姿勢については、FJPSのセミナーやCCPSで詳しく教えています。
長時間立っていると、無意識に指を組む人が多いです。指を組むことも、警護ではNGです。何か意図していないことが急に起きたとき(たとえばドーンと爆弾なような大きな爆音がしたとします)、緊張で筋肉がギュッと収縮し、指を組んでいると指が離れなくなります。
警護は事前に綿密な下調べをしてリスクを出来るだけ軽減して何も起こさせないことが絶対の基本ですが、何かが起きてしまった場合には、最初の2秒に何が出来るかがキーとなります。数秒でも反応が遅れるような要素は出来るだけ、日頃から排除すべきです。
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