ボディガードの射撃技術

日本でもSPは、警護をする際には拳銃を携帯します。そしてSPになるには、一般の警察官よりも拳銃の技術が求められます。

国連本部もSPと同様に警護官には、より高い射撃の技術が求められます。年に2度ある射撃試験も、制服勤務のオフィサーたちのものより難しいものとなっていました。

世界でも有数の厳しい銃規制を誇り、一般人の拳銃所持を認めていない日本では、当然ながら民間の警護では拳銃を所持することができません。

日本の警備会社で警護をするだけなら、射撃のことは考える必要がありません。しかし、将来的に国際レベルの警護にチャレンジしたいと思っている場合には、射撃のことはやはり考えなくてはなりません。

警備会社で経験を積んだのちに警察官になり、いずれはSPになりたいと思っている方にも本日の内容は参考になるかと思います。

厳しい銃刀法のおかげで、日本の治安は守られています。そのため、実銃を使って練習をするとなれば、近場であれば韓国やハワイなどの外国に行くしかありません。韓国やハワイには、観光客を相手にした射撃場があり、一般人でも射撃を楽しむことが出来ます。しかし、このような射撃場では、SPや国連本部で警護をするレベルの射撃技術を得ることは出来ません。

日本には、東京マルイなどの世界中にファンがいるエアガンメーカーがあり、日本製のエアガンは実によく出来ています。実銃との違いは、リコイル(撃った際の火薬による反動)ぐらいで、最近では実銃と全く同じサイズ、同じ重さのエアガンも多いです。

実銃社会のアメリカでも毎回、実弾を使っての訓練は費用が高くつくので、ドライファイア(プラクティス)やドライプラクティスと呼ばれる練習法があります。

ドライファイア(プラクティス)/ドライプラクティスで扱う銃は、実銃である必要がありません。日本にいても、エアガンを使いドライプラクティスを毎日続けていれば、実銃を扱うことになってもリコイルにさえ慣れれば、すぐにある程度の射撃技術を取得することが出来ます。

実際、アメリカ人YouTuberのT.Rex Armsが、「Can Airsoft Translate to Real Firearm Skill?」という動画でエアガンでの練習の効果を証明しています。

エアガンでターゲットシューティングやホルスターからのドローイングを練習するだけでもかなりの効果があります。もう少し科学的に練習に効果をもたせるのなら、実銃にも使えるMantis Xという道具を使うと、癖などが分かり更に効果を得ることが出来ます。

将来、SPで働きたいのならH&K P2000、国連本部で警護をしたいのなら、Glock 19、H&K MP5、H&K G36など、同じエアガンのモデルを購入して練習をすると良いと思います。

FJ Protection Serviceでは、日本でも出来る射撃訓練法を指導いたします。


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