- 2021年3月4日
ゲストのセキュリティチェック
危険(物)はメール、小包、プレゼントなどだけで運び込まれるわけではありません。危険(物)は人によって直接運び込まれることもあります。そのため、クライアントの脅威レベルが高く厳戒な警備・警護体制を敷くならば、クライアントのゲストにもクライアントと会う前にセキュリティチェックを受けてもらう必要があります […]
危険(物)はメール、小包、プレゼントなどだけで運び込まれるわけではありません。危険(物)は人によって直接運び込まれることもあります。そのため、クライアントの脅威レベルが高く厳戒な警備・警護体制を敷くならば、クライアントのゲストにもクライアントと会う前にセキュリティチェックを受けてもらう必要があります […]
ボディガードの仕事は、アドバンス(先着警護、先遣隊)やPPOのようにクライアントとともに行動しクライアントを危険から護るだけではありません。クライアント宛に自宅やオフィスに届いた手紙や荷物をチェックすることもボディガードの仕事です。アメリカでは、1978年から1995年にかけて全米各地で郵便爆弾など […]
前所属の国連では、定期的にセクシャル・ハラスメントのクラスの受講が全職員に義務づけられていました。森元首相の女性軽視発言をきっかけに日本の男女平等が見直されつつありますが、活躍の場を日本国内のみでなく海外も視野にいれているボディガードは、セクシャル・ハラスメントについて人一倍気をつかわないといけませ […]
日本では警備員を始める際、警備業法で未経験の新人の場合には20時間の新任教育を受けることが義務づけられています。ニューヨーク州も似ていて、警察官以外で警備業に携わる際にはライセンスを取ることがビジネス法で定められています。(※国連本部は、ニューヨーク市にありますが、大使館などと同じ治外法権でニューヨ […]
「クリエイティブ・ビジュアリゼーション(Creative Visualization)」という言葉を聞いたことがありますか。 ロシアの科学者が、オリンピック選手に以下の4つの異なる練習を取り入れ、どの練習が最も良い結果を生むか調べる実験をしました。 ・グループ1の選手には、フィジカルトレーニングのみ […]
日本のような安全な国では、あまり馴染みがないというか、そこまで気にする必要がないことですが、爆弾テロが頻繁に起こるような国、地域では「スタンドオフ・ディスタンス」を知っておくことは必須です。そのような国に行った際に現地の警護チームや警察と話をする際に「スタンドオフ・ディスタンス」と言われて「?」とな […]
警備業従事者、警察・自衛隊関係者の方々が応急処置についての動画をYouTubeなどに投稿しているのをときどき見かけます。その多くが、日本ではあまり使う機会がないターニケットなどの技術についてです。ターニケットも知っておくべきテクニックですが、日本ではターニケットよりももっと使うケースが多いエピペンに […]
Tourniquet(ターニケット)は、止血帯のことです。いつごろからかサバイバルゲームが流行り、ミリタリーグッズに興味を持つ人が増えたこともあり、医療従事者でなくてもターニケットが止血帯だと分かる人も増えました。 紐と棒だけの原始的な道具ですが、シンプルな道具だけに故障で使えなくなる心配もありませ […]
ニューヨークの国連警備隊では、配属部署に関係なく全員が業務時は拳銃(グロック19)を携帯します。国連本部はニューヨークにありますが、国連の敷地は大使館などと同じで治外法権となっているため、独自のルールのもと拳銃を携帯することも出来ます。私が国連で働き始めるはるか以前の話ではありますが、当時は国連独自 […]