- 2026年2月10日
友好的接触リスク管理から再考する現代要人警護
選挙遊説中に発生した高市早苗総理の手部負傷事案は、政治的論争とは切り離し、要人警護における「友好的接触リスク管理」の観点から検証されるべき典型例である。本件は敵対行為ではなく支持者の善意(?)による接触が傷害へ転化した事象であり、脅威対処中心の従来型警護思想の盲点を示している。 筆者の実務経験におい […]
選挙遊説中に発生した高市早苗総理の手部負傷事案は、政治的論争とは切り離し、要人警護における「友好的接触リスク管理」の観点から検証されるべき典型例である。本件は敵対行為ではなく支持者の善意(?)による接触が傷害へ転化した事象であり、脅威対処中心の従来型警護思想の盲点を示している。 筆者の実務経験におい […]
施設のセキュリティを語るとき、多くの企業は高額な監視システムや堅牢なフェンスといった設備面に注目しがちです。しかし、どれだけ立派な設備を導入しても、最初の入口での基本的なチェックが行われなければ、セキュリティは本来の力を発揮できません。特に見落とされやすいのが、車両入館時のチェックです。 筆者が勤務 […]
つい最近、国連時代の制服について質問を受ける機会がありました。その際、「胸の上に並んでいる細長い金属のバーは何か」と問われ、改めて説明する機会を得ました。現役当時は日常の一部として意識していませんでしたが、調べ直してみると、この「Citation Bar(サイテーションバー)」には、意外なほど奥深い […]
国連警備隊の警護訓練で行われるユニークな「ウォームアップ」をご紹介します。 これは、ハイリスク地域での任務に就くための国連内資格「CPOC(Close Protection Officer Course)」の初期段階で実施される訓練のひとつです。現在も実施されているかは分かりませんが、私自身が受けた […]
警備・警護の現場で使用される金属探知機といえば、ウォークスルー型(WTMD)やハンドヘルド型(Wand)がよく知られています。前回のブログで取り上げたWTMDについては、警護官が警護業務で実際に使用することはほとんどありません。 一方で、ハンドヘルド型のメタルディテクター(以下、Security W […]
先日、たまたま聞いていたラジオで高速道路での正しいパンク対応を知らない人が意外に多いという話を耳にしました。あなたは、正しい高速道路でのパンク対応をご存じですか。 まず最初に、タイヤ交換にいくら自信があっても高速道路上では、タイヤ交換や応急処置を決して行ってはいけません。過去には、タイヤの交換中に後 […]
コスパ最強の警護・警備訓練は、Tabletop Exercise(テーブルトップ演習)だと考えています。『Tabletop Exercise』とはその名の通り、机の上で行う演習、机上の研修のことで、日本語だとロールプレイング研修と呼ばれています。ではなぜ、Tabletop Exerciseがコスパ最 […]
本日のトピックは、「レジデンシャル・セキュリティ」、つまり警護対象者の私邸警護についてです。 私邸警護と言えば、直近では昨年末(2022年12月15日)に、南米・ガイアナ共和国で大統領公邸の警備に当たっていた警備員がナイフで刺された上に銃を奪われ銃撃戦にまで発展する事件も起きています。 警護対象者が […]