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先遣隊

  • 2022年5月21日

教科書通りの警護

まずは2022年5月20日に投稿されたX JapanのYoshiki氏のTwitterを見て頂きたいです。 添付された動画中、コンビニ店舗に入店するYoshiki氏のすぐ背後に身辺警備員だと思われる男性の姿を見て取れます。 緊急時すぐに警護対象者をカバーすることが出来る丁度良い距離を歩き、周囲を警戒 […]

  • 2021年2月27日

ホスピタル・サーベイ

人は誰でも体調を崩したり、病気にかかったりして病院に行くことがあります。高齢者※や持病を持っている人であれば、病院にかかる可能性はさらに高くなります。ホスピタル(病院)は、アドバンスエージェント(先着隊、先遣隊)が絶対におさえておかないといけない場所の1つです。 高齢社会白書(内閣府)では、高齢者を […]

  • 2021年1月19日

ホテル・サーベイ(4)

部屋と出入口の他にもアドバンスが事前に調査をすることは沢山あります。ホテルの施設はクライアントが使用するかに関係なく全て確認しておくようにします。 レストランは、急遽使うことになる可能性が高いので、場所、営業時間はしっかり頭に入れておくようにします。メニュー表などを入手しておくとクライアントにレスト […]

  • 2021年1月18日

ホテル・サーベイ(3)

ホテルの担当者と現地調査のアポイントメントが取れたら実際にホテルに行って現地調査をします。この現地調査で、リスクとなりうる要素が見つかった場合はホテルと相談をして改善、もし改善が無理な場合にはクライアントにその旨を報告して、最悪な場合はホテル変える必要もあります。 ホテルに改善を要求するにしても、時 […]

  • 2021年1月17日

ホテル・サーベイ(2)

金に物を言わせ、質より量でカバーするアメリカや中国のような超大国は、ホテルを丸ごと貸切ってしまうので部屋決めなどで悩むことはほぼありません。実際、大阪で開催されたG20でもアメリカと中国はホテルを丸ごと貸切っていました。ちなみに国連は、南アフリカの大統領とサウジアラビアの皇太子と同じホテルに宿泊しま […]

  • 2021年1月16日

ホテル・サーベイ(1)

アドバンス(先着警護、先遣隊)は、クライアントが宿泊するホテルの事前調査も行います。英語で、このことを「ホテル・サーベイ(Hotel Survey)」とか「ホテル・アドバンス(Hotel Advance)」と呼びます。 ホテルは、クライアントが1日の終わりに向かう場所で、出先で一番襲われるリスクが高 […]

  • 2020年12月29日

トラウマ・センターって何?

日本で「トラウマ」と聞くと精神的外傷のことを思い浮かべる人が多いと思います。確かにトラウマには、そういう意味もあります。戦争に行った兵士が戦場から帰ってきても、心の傷を回復できないでいるPTSD(Post Traumatic Stress Disorder)は日本でも認知されています。 しかし、「ト […]

  • 2020年12月27日

ルート・サーベイ 補足

本隊の車が到着する際に縁石の下に降りて待つ新人警護官がときどきいますが、これは良くありません。車などの機械には思わぬ故障が起きることがあります。アドバンスは、車の導線上には立たず、縁石などがあれば縁石の上に立つべきです。これはお互いの安全のためです。人の安全を護るには、まず己の安全を護れないようでは […]

  • 2020年12月25日

ルート・サーベイ Part 1

アドバンス(先着警護・先遣隊)の任務の1つにルート・サーベイ(Route Survey)と呼ばれるものがあります。英語が分かる方は、もうすでに何のことか察していると思います。ルート・サーベイとは、経路調査のことです。クライアントがAからBに移動する予定があれば、アドバンスはAからBに行く経路を最低で […]

  • 2020年12月5日

先着警護の任務

Patrick McNamara氏が著書「SENTINEL – Become the Agent in Charge of Your Own Protection Detail-」の中でアドバンス(先着警護、先遣隊)について、とても分かりやすくリスト化にしていたので、そのリストにそって紹介したいと思 […]